2017年06月19日

紀州忍者「NATORIくん」 

紀州忍者イメージキャラクター「NATORIくん」が和歌山城や和歌山市内の観光案内パンフレットで登場する日も近い!?


先日の和歌山市観光協会や和歌山城整備企画課との協議において、名取流が発案した「NATORIくん」が和歌山城内や市内観光の案内パンフレットなどに使用されることが決まりました。

原案著作は、イギリス人のアントニー・クミンズ氏で、和歌山市のためならという事でフリーで使用する事を許可されました。

実は、このキャラクターの制作には、イギリスをはじめ世界各国の方々が関わり完成した経緯があります。
全国にあるゆるキャラとは、ちょっと違うテイストになっているのはこのためです。






                 


NATORIくんは、紀州藩軍学『名取流』の古文書などを元に考えられたキャラクターで、実際の忍者が使った道具や忍術を使います。

よく見る忍者のイメージとは違って見えますが、この姿が本当の『忍び』に近い姿なのです。

名取流の書物である紀州忍術『正忍記』には、忍びが使った道具『忍び六具』や、変装の方法『七方出』などが書かれています。
これらの紀州忍術を具現化した姿が『NATORIくん』です。


今後、和歌山市のどこかで『NATORIくん』を見かける事があるかもしれませんが、『NATORIくん』は和歌山市のために日夜『忍び』となりがんばっていますので応援よろしくお願いいたします。





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Posted by 名取三十郎 at 07:18Comments(0)

2017年06月12日

アントニー・クミンズ氏 和歌山逗留中!! 

紀州忍術を発掘し、現在世界中に発信している「アントニー・クミンズ」さんが、16日(金)まで和歌山市恵運寺に逗留中です。

逗留は1ヶ月の予定でしたが、あっという間のラストウィーク。

アントニーさん、やりたかった恵運寺での動画撮影。逗留開始翌日に早速。


後は怒濤のスケジュール。

和歌山市観光協会とのミーティング。
和歌山城で海外旅行者に向けてサービス開始するレンタル衣装についての打ち合わせ。
海外旅行者視点での問題点を指摘。


そこから発展した、和歌山城内の説明板(英訳)の設置、既存案内板(英語)の問題点指摘。
なんと、天守閣入り口には、「猛獣を持ち運ばないで下さい」というニュアンスの警告が貼られているという驚愕の事実。

この指摘だけでも表彰状ものかも。

更に和歌山城で活躍する「おもてなし忍者」さん達に、リアルな忍者像を元にした観光客へのパフォーマンスについてレクチャー。


和歌山市観光発信人の面目躍如!! 八面六臂の活躍です。


6月2日には、ビッグ愛にて和歌山在住の外国人に向けての講演会も行いました。
今回はあまりPRもしてなかったので、日本人が多数となりましたが、次回以降は海外の方中心の講演会にしたいと意気込んでおります。


NHKの密着取材も受け、取材時間の割に放送時間が短いと嘆いておりましたが、番組の内容には満足した様子。
欲を言えば、名取流の特集番組を1時間ほどの枠で放送して欲しいと・・・夢のような話をしていましたが、彼なら実現しそうな勢いがあります。
人をその気にさせる天才です。


忙しい合間を縫って、岡公園の武徳殿(心武館)で行われている早朝の居合(田宮流)の稽古にも参加。
そして皆さんと仲良くなり、恵運寺へみんなで参拝。そして本堂ではお得意の名取流の講義が始まりました。
田宮流の方々と新しい武道と戦国時代の戦い方の違いについて、ディスカッション。




恵運寺の行事にも参加。
餅まきをしたり、ヨガをやったり、いやがりながらも坐禅したり。








スケジュールが詰まりすぎて、和歌山へ来たらやりたい事がたくさんあったのに何もできていないというので、一番やりたかったこと。
和歌山城で舟に乗る・・・これだけは今のところ実現できました。




船頭さんにもしっかり「正忍記」アピール。
今後は和歌山城の舟に乗ると、もれなく正忍記の説明つきです。

ざっくり駆け足にご紹介しました。
あと5日間ですが、まだまだ何かありそうなアントニー・クミンズ氏周辺の様子でした。

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Posted by 名取三十郎 at 07:14Comments(0)