2016年06月20日

山道に迷った時、あなたはどうする?

正忍記を読む会、年間公開講座の第2回開催しました。

忍者は自然を観察し、味方につけるエキスパート。




一般参加の方も新規入会の方も天気の悪い中、出席ありがとうございました。




来月以降も役に立つ忍者の智恵が満載です。

10月の和歌山大学海津教授の特別講座は「楠木流軍学について」
名取流とは切っても切りはなせない本家軍学の解説です。こうご期待。



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Posted by 名取三十郎 at 09:30Comments(0)定例会わかやまの底力正忍忌

2016年05月16日

忍法「七方出」~逆・常の形~

5月15日(日)、和歌山城で和歌山市役所アマチュア無線クラブによる「フォックス・ハンティング」というイベントがありました。

無線愛好家にはおなじみの競技で、無線を使いフォックス(狐)をハントする(探し出す)競技です。

そのフォックス役として正忍記を読む会のメンバーが出場いたしました。





和歌山城天守閣には、城プロジェクトによる「おもてなし忍者」が常駐し、観光客へのおもてなしをしています。
それに紛れる形での参加です。

ありがちで目立つ格好の黒装束を身にまとい、おもてなし忍者の中に紛れます。
まさに七方出の「逆・常の形」とでもいいましょうか。

忍者の格好をして忍者の中に紛れる。
数が多かったり、そこにいて不思議でない格好に化けるというのは、一番バレにくい手法ですね。

記念写真を撮ってくれと言われたり、休憩していると「サボるな」と言われたり・・・観光客をも術中に陥れていたようです。


本物のおもてなし忍者は左側、右がフォックス役の当会メンバー。




背中の文字は違います。
ちなみにおもてなし忍者さんが着ている陣羽織は、先日当会が寄贈したものです。




首尾は上々だったようです。

正忍記を読む会をスタートさせて3年目。
いよいよ忍術を実践するメンバーが現れました。

お見事!!

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Posted by 名取三十郎 at 13:59Comments(0)定例会わかやまの底力正忍忌

2016年05月06日

和歌山城にて「名取三十郎」任命式

和歌山城で活動している「おもてなし忍者」(城プロジェクト)さん達。
その頭領として「紀州忍者・名取三十郎」を名乗り、活動する役目の方が新たに就任されました。
観光に、そして障害者支援に、名取流忍術を使いこれから活躍される事でしょう。

その門出を祝って、正忍記を読む会そして名取三十郎菩提寺である恵運寺から陣羽織の贈呈を行いました。

陣羽織贈呈式


正忍記を読む会会長からは、秘伝書(テキストバックナンバー全巻)を贈呈。




紀州に伝わる名取流忍術「正忍記」で、和歌山城の安全と平和を守ります!!




お城のおもてなし忍者(城プロジェクト)さんのブログ

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Posted by 名取三十郎 at 10:05Comments(0)わかやまの底力正忍忌和歌山市

2016年04月30日

英国武士、アントニー・クミンズ参上!!

4月28日、和歌山市役所の市長室へアントニー・クミンズさんが表敬訪問しました。
私も同行いたしました。

徳川吉宗将軍就任300年を記念して、和歌山市では様々な事業を行っています。
吉宗と言えばお庭番という諜報部隊《忍び》が有名です。お庭番も紀州出身の人たちの家系が役目を果たしていました。
クミンズさんといえば忍者研究が有名なのですが、侍の事についても同様に研究されています。
この度、紀州藩の侍の日常を表した書物「兵家常談」を英訳出版されました。クミンズさんは紀州藩の軍学指南名取流に造詣が深く、その事を通じて和歌山市を世界へPRする為の和歌山観光発信人にこの度就任いたしました。



委嘱状を受け取るアントニー・クミンズ氏
ネットでの動画投稿やSNSを通じて、そして今後出版される著作物でも世界へ向けて和歌山市をアピールしていく予定です。
強力な助っ人を和歌山市は得たと言えるでしょう。



私はちゃっかり自作の陣羽織を寄贈し、今後日本忍者学会や忍者関係の活動などへ出席があれば着用して下さいとお願いしました。






4月29日 いよいよ講演会当日

会場が狭かったのか、たくさんの方においで頂いたから・・・こんな騒ぎになるとは思いませんでした。
立ち見だった方、失礼しました。
次回があるとすれば、もう少し大きな会場を抑えなければいけないと実感しました。








クミンズ氏の講演会は、いつもとても楽しいものです。

時には体を張った実演も交え・・・・





市長にまでデモンストレーションの手伝いをお願いします。
快くお引き受け頂き、誠にありがとうございました。





4月30日

本日です。朝からWTVさんが撮影のため来寺。
和歌山市の広報番組です。(放送日は後述)




恵運寺での撮影が終わってから、和歌山城へ移動しての撮影です。

まずはわかやま歴史館で、名取流の展示と自身の寄贈した著作本と紀州徳川家の資料を見学し、城内を散策しました。




城内の案内は、贅沢にも城郭史研究の第一人者水島先生にお願いいたしました。
とても面白いお話で、クミンズ氏の興味は尽きなかったようです。
お昼の時間も忘れ話に聞き入ってしまいました。

最後、和歌山城のおもてなし忍者と記念撮影。





非常にハードスケジュールの3日間でしたが、表敬訪問、委嘱式、講演会、テレビ撮影と全て順調に大成功となりました。

和歌山市に新しい人の流れを作る事ができるでしょうか?
これからも正忍記を読む会、アントニー・クミンズ氏の活動にご注目を!!

ご参加下さいました皆様方、尾花正啓和歌山市長、ご祝辞を頂きました諸先生方、協賛団体の皆様、会場をお借りした和歌山県立博物館職員皆様方に心より感謝申し上げます。
当日は何かと不備がありました事この場を借りてお詫び申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

そして会員の皆様お疲れ様でした。
我々の挑戦はまだまだ続きますが、和歌山市が侍文化、忍術文化の正しい発信基地となれるがんばりましょう。


ちなみに今回の撮影は、6月26日午前8時半~、午後6時15分~ わがまち和歌山プラス!《テレビ和歌山》となります。

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Posted by 名取三十郎 at 21:13Comments(0)わかやまの底力正忍忌和歌山市

2016年04月20日

侍の日常生活とは? 講演会の案内

4月29日(祝) 和歌山県立博物館にて講演会を開催いたします。
講師は、名取三十郎の菩提所発見者であり、日本軍学研究家のアントニー・クミンズ氏(英国)です。
これまでの名取流伝書研究から見えてきた、戦国~江戸初期に到る「侍の日常」を講演頂きます。
あわせて紀州忍術の技も披露頂きます。
貴重な機会となりますので、どうぞご参加下さいませ。

アントニー・クミンズ氏講演会案内


同じく年間講座も開催いたします。
奮ってご参加下さいませ。

会員(入会者)には、テキスト配布がございます。
無料聴講の場合は、簡易テキストとなります。


年間講座 前期日程


問い合わせ先
073-424-7633 山本
ninja@natoriryu.com

宜しくお願いいたします。
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Posted by 名取三十郎 at 09:48Comments(0)定例会わかやまの底力正忍忌和歌山市

2016年03月06日

名取三十郎命日法要「正忍忌」と総会

3月6日(日)午後1時30分より、名取三十郎の菩提寺恵運寺(和歌山市吹上)にて、毎年恒例となっている正忍記著者「名取三十郎正澄」の祥月命日法要を正忍記を読む会主催で勤めました。

年に一度、この時にだけ名取三十郎や名取兵左衛門の位牌が公開され、皆で手を合わせます。







名取家の縁者の方もお参りいただきました。

正忍記を書いた人の縁者が今も、名取家のお墓を守っています。

そしてこうしてお参りいただける事に、正忍記を学ぶ我々にとって大きな励みと喜びになります。


墓前で焼香する名取家縁者。




法要が終わり、記念写真。






法要が終わり、総会を行いました。



平成28年度は、わかやまの底力事業提案などがあり、また忙しい一年になりそうです。
役員も改選され、新たな会長が選任され早速スローガンが提案されました。

「な・と・りの心」
なかよく・・・会員相互切磋琢磨する仲よい関係
ときめき・・・どきどきワクワクがいっぱいの忍術、和歌山市さらには世界が正心で繋がれば親善に繋がります。
りんりんと・・・軍学者である名取三十郎の提唱する軍学・忍術には背筋が伸びる「凛」とした武道の要素があり、体力作りにも役立ちます。
このような素晴らしい「正忍記」を鈴のように和歌山から世界へ向けて「りんりんと」鳴り響かせよう!

正忍記を読む会を今後ともどうぞ宜しくお願いします。


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Posted by 名取三十郎 at 21:08Comments(0)正忍忌総会